一番モテる”フツー”な男になるための内面とは
ハロー、LOVE大生諸君、
お前達の中にも上記のように、そこまでルックスは悪くないはずなのに、なぜか女性にモテないという悩みを持つ者は少なくないはずだ。
そこで今日は、前回の講義の続きである、どうすれば女性から好まれる”フツー”なマインドを持ち、ウーハー(ウーマンハート)を掴めるか、その講義にする事にしよう。
まず、結論から言うと、女性からモテる”フツー”な男の内面に必須なのは次の三つである。
- リアクション上手である事
- ニュートラルである事
- 自分がない事
では、順番に解説していこう。
リアクション上手である事

最近、巷でよく聞くモテる男は「聞き上手である」という言葉。
「女の話を適当に聞いて頷いてりゃいいんだろ? 余裕っしょ!」
そう思ったそこのお前!!
お前なんか、オナラだと思ってこいてみたら、実はちょっとゆるめのうんこが出てしまえ!!
このモテる男は「聞き上手である」という言説。
しかしそれは、半分正しくて半分間違っていると言っていいだろう。
大事なのは、聞く事ではなく、聞いた後しっかりとリアクションする事。つまり、リアクターに徹する事である。
詳しい例を見ていこう。
女性「ねえ聞いてよ、前に話したアルバイトの子! また無断欠勤だったんだよ」
「え、そうなんだ、ヤバイねー」
女性「ねえ聞いてよ、前に話したアルバイトの子! また無断欠勤だったんだよ」
「(大袈裟に)え、また!?こないだも休んだばっかりじゃん!それでどうしたの!?」
上の二つの例文を読んで、女性ならどっちが話の続きをしたくなるだろう。当然後者のリアクションの方が、話の続きをしたくならないだろうか?
良い例の会話を見ても、特別ウィットに富んだ返しをしてるわけではない。むしろ彼女が言ってる事を繰り返しているだけの”フツー”の返しである。
これでいいのだ!!
大事なのは、芸人のような上手い返しではなく、少し大袈裟なぐらいのオーバーリアクションでその会話に乗ってあげる事である。
加えてオーバーなジェスチャーを交えたり、そこまで面白くなかったとしても、手を叩いてオーバーに笑い、あたかも会話を楽しんでいると思わせてあげる事。
そうやって、女性が話しやすいように、女性側がお前のために持ち込んでくれたその小さな会話の種火を愛しく思い、お前がジャンジャン灯油を投下し、会話の炎を大きくしていくのである。
これが出来る男が、俗に言うチャッカマンである!
世の中のウーハーを掴んでいる約98%以上の男が、ジェントルマンではなくチャッカマンであると言う出口調査結果も出ている。(ハイエナ恋愛大学調べ)
ニュートラルである事

また、女性と上手にコミュニケーションを取る上で大切になってくるのが、ニュートラルでいる事である。
例えば、彼女が「テラスハウス」や「バチェラー」の話を聞いて欲しそうに話してきたとする。
「うわ、くだらねえ、まじそんなのよく見てるわぁ〜ミーハーかよ」
お前がもしそんな上から目線な思考を持っているなら今すぐお前のゆるゆるうんこと一緒に即トイレに流すべきである。
「え? バチェラー噂では面白いって聞くんだけどまだ見た事なくて! オススメのシリーズってある? てかどんなとこが面白いの? めっちゃ気になってたんだよね!」
こんな風に、ハナっからくだらないと決めつける事なく何事にも興味を示すニュートラルな姿勢こそが大切である。
さらに、女性の前だとどうしても嫌われるのを恐れて、良い人を演じ、下ネタも一切言わない。そんな男も多いが、これも全くもってモテない男のポジショニングというものだ。
ここも変に構えず着飾らずニュートラル、常に”フツー”でいる事を心がけるべきである。
例えば、女性側が職場の上司の愚痴を吐いたとしたら、オーバーなリアクションで話を盛り上げ、お前も同じように職場の上司の悪口を言って同調すべきである。
下ネタに関しても、適度の生々しさのない下ネタなんかは積極的に話しても構わない。
なぜなら、女性というのは男の数倍、建前社会に生きている生き物だからである。
女性同士というのは常に本音を隠し、気を遣いながら、探り合い、結果ドロっとしたイチモツを腹に抱えたまま生きている。
そんな女性にお前が建前の言動をいくら繰り返しても、それは女性側からしたらストレスフルな日常の延長でしかない。
それよりも、本音で愚痴を言い合ったり、下ネタで吹き出したり、そんなどうにもくだらない事で笑い合った方が、最終的に女性に「この人の前では本音で何でも話せるし、きっとどんなことでも引かずに聞いてくれる」と思ってもらえるのだ。
自分がない事

ここまでくると何だかお前には”自分”というものがないのか、と言いたくなるかもしれないが、
その通り、”自分”なんてない方がいいのだ!!
現代に生きる人間は、この自分という殻にがんじがらめに絡めとられて身動きが取れなくなっていると言っていい。
おそらくお前達は、昔から自分らしくあれとか、ありのままの自分でいいとか、個性を大切にとか、そんなクソしょうもない綺麗事を言われ続けてきた事だろう。
しかし、断言しよう。
そんなものは幻想であり、100%嘘っぱちのバッタモンである。
お前達の中に、スティーブ・ジョブズやイーロン・マスクのような天才がいるだろうか?
おそらく99.99%はどこにでもいる何の特別な能力を持たないただの”フツー”の男である。
第一、お前が自分らしさや個性だと言い張っているものなど、結局はテレビなどのメディアから刷り込まれたコピペの寄せ集めでしかなく、おおよそ30円くらいの価値しかないのだ。
そんな価値のない自分らしさや個性にこだわるぐらいならいっその事、一切の自我をなくして常に他人の事を考えた方がいいのだ。
一切の自我から解放されると、他の男と自分を比べたりする事や、肥大化した捻くれたナルシズムや無駄なコンプレックスからも解放され、人生を前向きに捉える事ができる。
女性はそういう男にこそ惹かれるものだ。
アドラー心理学の名著「嫌われる勇気」の中で、”普通であることの勇気”という章がある。
もし、あなたが「普通であることの勇気」を持つ事が出来たなら、世界の見え方は一変するはずです。
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普通を拒絶するあなたは、おそらく「普通であること」を「無能であること」と同義に捉えているのでしょう。
普通であることは無能であることではありません。わざわざ自らの優越性を誇示する必要などないのです。
「嫌われる勇気 自己啓発の源流『アドラー』の教え」 岸見一郎・古賀史健(ダイヤモンド社)
男は誰しもが、とかく自分は特別だと思いたい生き物である。
自分はそこら中にいる男とは違うのだと。
しかし残酷な話だが、自分はそこら中にいる男とは違うのだと思っている男は、そこら中にいるのだ。
普通である勇気を持ち、自分は何も特別ではない事、自己受容する事こそが、逆説的に最も特別な人生のスタンスであり、それゆえに目の肥えた女性達は、そういう”フツー”の男に恋をするのである。
LOVE大学理事長 Karasuma Koki
教授、私は日頃ルックスを褒められる事が多く、デートまでは簡単に漕ぎ着ける事ができるのですが、女性から一緒にいても楽しくないと言われる事が多く、そこから中々進展できません。女性と上手にコミュニケーションを取るにはどうしたら良いでしょうか?